静岡茶通販ドットコム~静岡県産ギャバロン茶

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ギャバロン茶

ギャバロン茶は1987年に農水省茶業試験場で開発されました。茶葉の成分のテアニンがグルタミン酸とエチルアミンに分解され、さらにグルタミン酸は、特異な環境下では異常な代謝が行われることを見いだしました。酸素がない状態、あるいは窒素ガス中に封入しても良いのですが、つまり嫌気的な環境下に茶の生葉をおくと、グルタミン酸がほぼ100％近くγ-アミノ酪酸に変わるということがわかったのです。つまり摘採した生葉を一定時間酸素のない状態(嫌気状態)に置くことで、すなわち生葉を入れた容器内の空気を窒素ガスに入れ替えます。そうすると生葉の細胞は正常な呼吸が停止して嫌気条件下の代謝に移行します。そうすることでγ-アミノ酪酸が増加します。機能を重視したお茶ですので、普通のお茶のような形を整える工程は重視しません。独特の香りを押さえるために釜炒りや強めの火入れをして仕上げます。ギャバロン茶開発者の農学博士津志田　藤二郎氏インタビュー

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※ギャバロン茶に含まれるγ-アミノ酪酸(GABA)が体内の塩分排出促進のメカニズムに影響していると思われます

<最近の研究より>　当店のギャバロン茶にも茎の部分がたっぷり入っています。

嫌気処理した茶葉のγ-アミノ酪酸(GABA)含量は葉の部分よりも茎の方が高いです。従って、ギャバロン茶の仕上げは茎を除かずに行うと、GABA含量の高い製品が望めます。嫌気処理した茶葉から製造した茶は、血圧降下作用のあるγ-アミノ酪酸(GABA)を多く含み、当店でもギャバロン茶として販売しています。GABAは嫌気条件下で、グルタミン酸脱炭酸酵素の働きにより、グルタミン酸から生じるため、GABA増加量は原料となる生葉の遊離アミノ酸含量に左右されると考えられています。遊離アミノ酸は、チャ新芽の葉位によりその含量が異なることが知られています。1番茶早期に摘採したチャ新芽を部位別に分け、嫌気処理するとGABAが最も多く増加するのは茎で、葉では上位の葉ほどGABA増加量は多い傾向にあります。そして茎にはグルタミンが特異的に多いです。