日本で｢抹茶｣とされるのは、茶園を覆い下で栽培して生葉を揉まないで乾燥した碾茶を茶臼で挽いて微粉状に製造したものと、他の方法(抹茶用ミル)などで碾茶を粉砕して微粉末にしたものも云います。お抹茶には茶の湯に使用する本格的なお抹茶と加工用・添加用などに代表される業務用抹茶があります。業務用の抹茶は後者になります。

【抹茶についてのお知らせ】
日本国内外で抹茶の人気が高まり、インバウンド需要や輸出量が増加した結果、国内の供給が逼迫しています。京都産をはじめ静岡県産の抹茶も例外でなく、需給バランスの結果で抹茶価格が急騰してまいりました。弊店としてもやむなく令和7年10月より抹茶製品の価格を改定させていただきました。お客さまにはご迷惑やご負担をお掛けしますが、何卒ご理解の程よろしくお願い申し上げます。
※ お待たせしております、お問い合わせの多い業務用抹茶の｢花印｣と｢薫印｣の新物は11月中旬には販売できる見込みです。よろしくお願い申し上げます。

抹茶は玉露と同じように碾茶を原料に作られます。茶樹に覆いをして日光を遮るために茶葉はうま味と甘みを蓄え、鮮やかな濃緑色になります。その若芽を摘んで蒸し、揉まずに乾燥させた後、石臼で粉末にします。美しい翠色が冴えるうま味の強いお茶です。ご家庭用の抹茶は京都辻利の製品です。業務用は静岡・愛知・京都の各県の中から厳選した価値ある製品を取り揃えています。業務用抹茶は食品や飲料への添加や洋菓子への添加加工用あるいは抹茶塩など、お料理にもにご利用いただいております。お点前用には向いておりません。価格も抑えてあります。用途に応じてご利用下さい。

　

クロレラ入抹茶

お抹茶は熱と光と酸素に弱い性質が有ります。クロレラ入抹茶は製菓においても抹茶パウンドケーキ・抹茶クッキーなど100℃以上に加熱して製造する商品には特に効果が有ります。またショーケースなどに数時間以上陳列して直接光を浴びる場合にも、クロレラ入抹茶は有効です。本製品はお抹茶の本場の愛知県産の高級抹茶に国産のクロレラをブレンドしてあります。